ギターの練習場所で悩む人へおすすめのスポット6選

迷惑にならないよう静かにギターを弾いているつもりでも、周りからすると騒音になってしまうことは多々ありますよね・・・

日本の都市部の住宅事情では楽器演奏に適した家や環境というのはなかなか難しいところです。

ここでは自宅で練習する際に気をつけるべきポイントと自宅以外のおすすめのスポットをご紹介します!

練習スポット1 自宅

自宅での練習はメインという方がほとんどだと思いますが、防音対策にはいつも気を使いますよね。特にアコギだと生音が大きいので周りに音が漏れないように気を付けなければなりません。

ギターを弾く際は部屋の窓を閉め切った方が良いでしょう。カーテンなども閉めておけば防音効果が高くなります。練習する時間を選んだりと、せっかくギターの練習をしたくても諸事情でなかなか難しいこともあるかと思います。

そんなとき弱音器を使ってみるのも有効です!夜中などにどうしても練習をしたいときに音量を抑えることができます。

ギターのブリッジに取り付け振動を抑えるアイテムや、サウンドホールにカバーをして音の広がりを抑えるアイテムなどがあります。音が結構変わってしまうこともあるのが弱点なのですが。600円~1000円くらいで買えます。

また、エレキギターは単体ではほとんど音がしないので、騒音にはなりません。しかし、エレキギターはアンプを通した音でないと練習になりません。アンプを通さないで練習をしているとエレキ本来の音がわからないままで、ノイズが多い演奏になりがちです。

アンプを通すと大きな音を出せますが、周りに迷惑にならないギリギリで練習をしましょう。普通に弾けば心地よい音量で、強く弾いたときは少しうるさいかな?くらいの音量がちょうど良いです。

ヘッドホンをアンプに挿すと、まわりにはギター単体の音しかでませんから、騒音対策としてはかなり有効です。ただし、音量に気を付けないと耳を傷めてことになってしまいます。

長時間続けての練習は避けるようにしましょう。ヘッドホンの場合は逆にあまり音量を上げずに、無理をせず、休憩をこまめにとりながら練習をした方が良いでしょう。

私も練習は自宅がメインで、必ず窓や扉を閉めています。エレキの場合はアンプで音量を調整し、コードを強く弾くと少しうるさく感じるくらいにしています。

ギタースタンド、チューナー、ピック、アンプ、コピー譜などなるべく手の届く範囲においておき、思い立ったらすぐに練習開始できる環境にしておくのがオススメ!

練習スポット2 音楽スタジオ

どうしても自宅での練習が難しいなら音楽スタジオを借りてみるのもおすすめです。部屋の大きさにもよりますが、個人練習で1時間800円くらいで借りられます。スタジオは完全防音なので音量を気にすることなく大きな音が出せます。

エレキでもアコギでもまったく問題はありません。

とはいえ大音量でずーっと練習では、耳を傷めますし、ノイズも気にならなくなるなど、弾き方が雑になってしまいがちなので、やはり音量は適度にすべきです。

スタジオまでの移動の手間や時間・費用もかかりますので毎回練習とはいかないでしょう。音量を気にせずに練習できるのは最大のメリットですが、練習の目的をハッキリさせてから利用する方が良いと思います。

たとえば、あの曲のコピーを集中的に練習するとか、自分の演奏録音をしてみるとか。目的がないとダラダラ練習してしまいがちで、スタジオ練習のメリットも少なくなってしまいます。

また、個人練習だけでなく複数人で一緒に練習ができるのはスタジオ利用の最大のメリットです。特にバンド練習や弾きたい曲が同じ有志を誘って練習するのが有効です。

時間貸しなので予約10分前にはスタジオに到着するようにしましょう。部屋に入ったらすぐに練習準備ができるよう、機材の準備も事前にしておいてくださいね!

たまにスタジオで個人練習をしています!おもいきり音が出せるので気持ちもよく、自宅のアンプでは気づかないノイズ対策とかの練習もできます。

スタジオで練習するときは目的をハッキリさせるようにしています。例えば、集中して演奏を録音するときなどはスタジオが良いですね。

練習スポット3 カラオケルーム

楽器の練習ができるカラオケルームが増えています!

音楽スタジオほど本格的な施設ではありませんが、音量を気にせずに練習できます。料金はスタジオとあまり変わらないですが、ドリンクサービスがあったりポイントが溜まったりするので、回数を多く利用するならおすすめです。

スタジオより気軽に利用でき、カラオケを流しながら曲に合わせてギターを弾いたり、もちろん歌ったりもできますので練習も楽しいでしょう。

一人で集中して練習するのも良いですが、人数を集めての合同練習にも向いています。部屋が空いていれば予約もすぐに入れられますし、スタジオに比べると利用は簡単ですね。

ギターとカラオケ機器を接続してスピーカーから音源とギターの音をミックスして出すことができることもありますので、カラオケ店にそのような設備があるか確認すると良いでしょう。

カラオケは進化していますね!カラオケの機械とギターを接続できるだけでも驚きましたが、画面でナビゲートしてくれたり、曲の弾き方まで教えてくれます。

スタジオに比べると音響は劣りますが気軽に利用でき、歌うこともできるので楽しいですね。スタジオが敷居が高いと思うならカラオケ店での練習オススメです!

練習スポット4 公園

練習しているところを見られる(聴かれる)のがイヤでなければ、公園での練習もおすすめ!狭い公園では近所迷惑になりますので、ある程度の広さがある公園で練習しましょう。

ただし、天候にも左右されるので、急に雨が降ってきたり風が強かったりすると楽器に悪影響となるので、穏やかな日を選ばなければなりません。

日中の屋外はギターが直射日光にさらされますし、ホコリも多いので楽器にとっては過酷な状況となります。万が一、落下などさせてしまった場合はダメージが大きくなってしまうこともあるので、ギターの取り扱いには十分注意してください。

アンプなどの機材や譜面などの運搬も大変です。荷物をコンパクトにまとめて練習時に必要最小限なものだけ持っていきましょう。屋外の演奏に慣れるという意味では、将来の路上ライブやストリートライブのために公園での練習は役にたちます。

不特定多数の人が集まる場所なので、くれぐれも紛失や盗難には注意してくださいね!

晴れた日に公園でギターを弾いていると、本当に気持ちいいですよ!私は公園で練習するときはあまり目的を決めないことが多いです。

公園では集中して練習というよりは、アコギでのんびり弾きたいように弾く感じが気分転換もできて良いかなと個人的に思ってます。

練習スポット5 音楽教室

もし音楽教室に通っているなら教室のスタジオが借りられるかチェックしておきましょう。スタジオが空いていれば、無料で練習させてくれる音楽教室もありますよ。

利用は会員のみとなるので友達を誘ってとかの練習はできないので個人練習での利用に向いていますね。レッスンの前後にスタジオで練習できれば、予習や復習などもできるので一石二鳥です。

ただ、基本的にレッスン用スタジオですので、空いていることはあまりないでしょう。空きが少なく、好きな時に練習ができないので予定がたてにくいデメリットもあります。

レッスンとは別のレンタル料金がかかる場合もあるので、教室のシステムを事前に確認をしておくことをオススメします。

音楽教室に通っているとき利用してました。自宅での練習では足りないときはとても助かりました!教室は辞めましたが「使わせて欲しいっ!」と思ってしまいます笑

レッスン前後での利用なら予習復習ができますし、もし音楽教室に通われているなら利用できるか絶対に聞いた方が良いですよ!自宅の次に役立つ場所だと思います。

練習スポット6 車の中

車の中で練習するという手もあります。ミニバンやSUVなど車内が広い車種でないと難しいですが、窓を閉め切ってしまえば防音効果も高いです。

エレキの場合はアンプが使えないので難しいかもしれませんが、アコギであれば大丈夫です。ただしシートに座ってギターを持つ姿勢が落ち着かなかったり、その他の機材を置くスペースとかは、車種によってだいぶ違ってきます。

あまり車中に長くいるのもツライですし、季節や時間帯にも左右されます。また、自宅の駐車場であれば良いですが、機械式では車を出して移動したりと面倒な面もあります。

何回か車にギターを持ち込んで練習してみました。音漏れはあまり気にしなくても良いのですが、車内の温度や周りの目も気になり個人的には微妙でした笑

もしどうしてもというときには練習場所として検討してみてください。私の友人は車が落ち着くそうでたまに練習するそうです。

まとめ

いつでもギターを気持ちよく弾ける環境が理想ですが、住宅事情でなかなか難しいことありますよね。

ここで紹介した場所がお役に立てれば幸いです!

  • 自宅:環境が一番整いやすいが防音対策が必須
  • 音楽スタジオ:音響は完璧で集中できる。移動が面倒。
  • カラオケルーム:スタジオより手軽に利用できる。
  • 公園:天候に左右され、楽器にも過酷なときがある
  • 音楽教室:会員ならぜひ利用したい!
  • 車の中:車種によっては難しい